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駐車場の月極契約と定期券の違い・賢い使い分けとは?

2023年6月22日

通常、駐車場を長期間利用したい場合のサービスとして、月極契約と定期券の2種類のサービスがあります。自家用車保有者でマンション等にお住まいの方なら、月極契約についてご存知の場合が多いと思います。しかし、駐車場の定期券については、そのサービス内容や月極契約との違い等についてはあまり知られていないのが現実です。

それでは、月極契約と定期券は具体的な違いは何か、どのような使い分けをすれば良いのか、その他裏ワザ等も含めて以下で詳しくご説明いたします。

1.月極契約の特徴

1.月極契約は、自家用車や法人車両等の長期間の車庫・保管場所として駐車場の車室を月額で賃貸する契約となります。即ち、通常は具体的な車室(場所)を契約者は割り当てられ、その車室を独占的に利用できる権利が保証されます。

このように、月極契約は、駐車場車室の利用に関して契約者に強い権利が発生するため、契約者の審査(与信)を経て、賃貸借契約書を1年以上の契約期間で締結する手続きが必要となります。

また、車購入や引っ越し時に他者の駐車場を車庫・保管場所として、警察署に車庫証明書を提出する際には、月極契約の場合は駐車場オーナーや管理会社から車庫証明書の発行をしてもらえます。

このように、月極契約は、車室利用に関する強い権利が契約者に付与されるため、手続き、審査、利用開始までの期間等は面倒であり、初期費用や月額料金も高くなります。

2.定期券の特徴

定期券は、月極契約とは違い、通常1ヶ月単位で駐車場を利用できるチケットとなり、車室単位での専有の権利は発生しないため、申込書の提出で利用開始できる場合が多いです。即ち、定期券では具体的な車室の割り当ては無く、そのチケットが有する条件の範囲内での駐車場利用となります。

また、定期券は利用チケットのため、必ず定期券用に個別に車室が確保されておらず、駐車場が満車時は利用ができない、車庫証明書の発行をしてもらえない、毎月の定期券利用が保証されていないなどのデメリットがあります。

しかし、定期券のメリットも多くあり、初期費用も無く月額料金が安いこと、多様なメニューがあること、利用までの手続きが簡単なことなどが挙げられます。

具体的に以下のような定期券メニュー(例)があり、用途に応じて使い分けが可能です。

定期券メニュー *サービス概要
全日定期券 平日・休日共に24時間利用
平日定期券 平日に24時間利用
休日定期券 土日祝限定で24時間利用
通勤定期券 平日9:00-18:00の間利用
夜間定期券 全日18:00-24:00の間利用

*サービス概要:通常、駐車場オーナー、管理者により自由に設定されます。

このように多様なメニューがあるため、用途や目的、利用頻度等に応じて選べるので、費用も安く抑えることができます。

やはり、東京、神奈川、大阪、名古屋等の大都市の駐車場では、多様な長期間の利用形態やニーズがあるため、上表のような定期券メニューを提供している場合も多いです。

なお、定期券メニューは、駐車場毎にラインナップ、条件等が違うため、駐車場選びの段階で事前確認が必要です。

3.月極契約と定期券の比較表

以下の表で、月極契約と定期券の費用、手続き、利用等の主なポイントに関する比較をまとめましたので、月極駐車場選びの際にも参考にしてみてください。

  月極契約 定期券
初期費用 保証金又は礼金、手数料等、
各1ヶ月分必要な場合あり
不要
月額料金 高い 安い
契約期間 1年 通常1ヶ月以上
(継続利用保証なし)
手続期間 約2週間 当日も可
審査 あり なし
必要書類 免許証(法人は登記簿謄本)コピー
車検証・自賠責保険証コピー
印鑑証明コピー
申込書(名前、住所、車番等)
(月極契約同様の書類が必要な場合あり)
車庫証明発行 不可
(大型駐車場等で発行される場合あり)
利用車室の保証 あり なし
(定期券区画が設定される場合あり)
利用制限 なし(全日24時間利用可) 曜日・時間帯等で制限あり
満車時の利用 不可
支払い方法 口座振替
クレジットカード払い等
現金精算、銀行振込等
(基本的に前払い)
更新料 通常あり なし
途中解約 通常1ヶ月前通知等 なし

 

4.月極契約と定期券の賢い使い分け方法

近年、東京、神奈川、大阪、名古屋等の大都市では、カーシェアリング、レンタカー、ネットコミュニケーションなどの普及により、自家用車両や法人営業車両の利用が減少しています。それに伴い、月極駐車場の空きが増加しているため、その対策として多様な用途の顧客層を獲得するために、定期券メニューを多くラインナップさせているという背景があります。

また、定期券メニューの中で、“全日定期券”が月極契約に類似しており、実は一部の大規模駐車場では、月極契約を廃止して全日定期券を導入し、車庫証明書発行、1ヶ月超メニュー、自動継続などを可能とする場合も登場しています。

では、前述の特徴や比較表を前提に、コスト、利便性などを最適にするための月極契約と定期券の賢い使い分け、特に定期券の色々な使用方法等を以下でみていきたいと思います。

(1)月極契約

月極契約を選択する場合は、固定車室を確保する必要性の有無、月間利用頻度や経済性のメリットの有無など、以下のような場合に活用するのが良いです。

・月極契約は、自家用車・法人車両を購入、引越し時など、車室を専有・確保する必要のある場合(車庫証明書が必要な場合)には必ず必要となります。

・平日・休日共に日常的に特定の場所に車通勤などをしており、駐車場の最大料金×月間平均出勤日数の合計が月極契約料金を上回る場合には、月極契約がおトクになります。

(2)定期券

定期券を選択する場合は、駐車場を利用する日数、曜日、時間帯、用途等に基づき、目的の駐車場に最適な定期券メニューがあるかを確認します。そして、月間利用頻度や経済性のメリットを考慮してメニューを選ぶのが良いです。

  • 全日定期券の場合

全日定期券は、月極契約と大変類似したメニューのため、月極契約を廃止し、全日定期券を導入している駐車場も増えています。このメニューは、曜日・時間帯等の利用傾向が不定期で、長時間利用をする日数が多い場合に利用を考慮すべきです。

即ち、最大料金×月間利用日数の合計が全日定期券の料金より高い場合には、全日定期券がおトクになります。

なお、都心部の大規模駐車場では、全日定期券の場合でも車庫証明書を発行してくれる駐車場もあり、月極契約同様に自家用車の車庫として利用できる場合もあるので、駐車場管理者に確認してみてください(裏ワザポイント!)

  • 平日定期券の場合

平日定期券は、平日に頻繁に職場や自宅の最寄駅まで車通勤、パーク&ライド、パーク&バスライドをする場合におすすめのメニューとなります。

このメニューは、平日9:00-18:00等の決まった時間帯でなく、平日に残業や夜勤で深夜まで駐車場を利用することが頻繁にある場合にこのメニューを選ぶのが最適となります。なお、普段残業も無く平日9:00-18:00等の時間帯の利用だけなら、通勤定期券などが最適です。

  • 夜間定期券の場合

夜間定期券は、主に繁華街・歓楽街の店舗関係者・労働者向けのメニューであり、夕方18:00-24:00、夕方18:00-朝9:00等の利用時間帯を設定しています。

このように、月極契約と定期券を用途、目的、利用傾向などに基づき賢く使い分けることで、よりおトクで快適なカーライフを必ずや実現できます。是非お役立てください。

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