初心者でも安心! 中古車選びの8つのポイント!中古車業者の査定基準とは?

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schedule2021年10月11日
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中古車の購入は、とにかく実際に自分の目で見て選ぶのが大切なポイントとなります。同じ車種であっても、中古車は状態などの違いによって全く同じ車は存在しないため、値段が安い・見た目が良いという理由だけで選ぶとあとから後悔することも。

しかし、中古車を購入するのが初めてという場合は、膨大な数の中古車のなかから何を基準にして選べばよいのかよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、初心者の方に向けて中古車選びの基本的なポイント!について解説します。

◇走行距離や年式だけじゃない? 中古車選びの基本的な8つのポイント!

走行距離や年式だけじゃない? 中古車選びの基本的な8つのポイント!

中古車の査定が行われる際、中古車業者がチェックする基本的な項目は決まっており、各条件によって自動車の取引価格が左右されていきます。

ここでは中古車業者の査定基準をベースに、中古車選びでお気に入りの車や希望する車種が複数見つかった場合はどのような条件で絞り込んでいけばよいのか8つのポイントに分けてみました。

1.走行距離

中古車の価格が決まる大きな条件の一つが「走行距離」です。
一般的には走行距離が短いほど値段が高く、距離が長いほど安くなります。これは走行距離が長い方がその分タイヤなどの部品を消耗し、故障のリスクも高まるためですが、必ずしも短ければ状態が良い自動車というわけではありません。
車の走行距離は1年間で1万kmほどが平均的な目安となりますが、車の製造・登録年が新しいにもかかわらず極端に走行距離が短い場合は、ずっと放置されていてメンテナンスが十分に行われていなかった可能性がありますので状態に注意が必要です。

その一方で、同じくらいの走行距離であっても都心・郊外といった車の使用環境などによって左右される場合もあれば、走行距離が長くともしっかりと整備されていて状態が良いこともありますので、よく確認しておきましょう。

自動車の寿命は、一般的に走行距離10万kmといわれています。
これを超える場合は故障するリスクも高まりますが、例えば「近所の買い物で使う程度なので問題なく走ればよい」という場合には車の状態が良ければ値段の安い10万km前後の中古車を検討してみてもよいでしょう。

反対に、「普段から通勤や休日のレジャーなどでよく使うので出来るだけ新しい車がよい」という場合は3〜5万km前後を目安にするとよいでしょう。

2.年式

「年式」も走行距離と同様に中古車の価格が決まる大きな条件となります。
新しい車は「高年式」、古い車は「低年式」と呼ばれ、新しい車ほど走行距離が短く状態も良い傾向にあるため価格が高めに設定されています。

購入を検討している車が10年くらいの低年式であっても状態が良ければ過剰に心配する必要はありませんが、目立つ傷や汚れもないといった見た目の綺麗さなどを重視する場合は、1~3年の車と比べて値段も安い5年前後くらいの年式を目安に選ぶのがオススメです。

また、5〜8年程度の間隔で車のデザインや性能などが一新される「フルモデルチェンジ」後は旧モデルの価格が下がりやすいため、このタイミングを狙ってみるのも得策です。

3.外装・内装の状態

中古車は「外装・内装の状態」によっても価格が安くなることがあります。
例えば洋服などをリサイクルショップで買い取ってもらう時と同様に、中古車も査定する段階で元々の状態と比較してボディの傷や凹み、色あせなどをチェックして劣化が確認された場合は価格が下げられます。内装のシミや汚れ、タバコやペットの臭いも同様です。

また、中古車が販売される時はこういった外装・内装の状態はある程度修復・掃除はされているものの、細かな傷や凹みは放置されたままのことも多いので注意しましょう。

中古車の場合は多少の傷や汚れが付いていることは珍しくないため、どうしても気になるという方は修復の費用についてもあらかじめ視野に入れておき、購入前に試乗して気になるところがないか必ず確認してください。

4.電装系・車内装備の動作状況

中古車を購入する際のチェックポイントとして特に重要な点の一つが「電装系・車内装備の動作状況」です。

運転者がハンドル操作するのを補助するパワーステアリング、ウィンカー、ワイパー、テールライト・ヘッドライトといった電装系の動作に不備がないかどうか必ず確認してください。動作に不備があると万が一の場合、最悪命にも関わりますので入念にチェックしておきましょう。

また、エアコンやナビ、オーディオ、ETC、パワーウィンドウ、サンルーフ、バックカメラといった車内装備も動作に不備がないかよく確認します。

5.タイヤの状態

中古車が販売される際、一般的にタイヤは新品に交換されず以前の所有者が使っていた時のものが装着されています。そのため、「タイヤの状態」は中古車によっても差があるため他の部品と同様にチェックが必要になります。

タイヤの状態の判断基準は、タイヤ溝1.6mm以上で「車検対応」、タイヤ溝1.6mm未満で次の車検前に交換が必要な「車検非対応」となり、さらにタイヤの側面にヒビ割れやタイヤの溝無しが確認されたときは乗車前に交換となります。

早急に交換が必要でない場合は通常走行への影響は大きくありませんが、「車検非対応」の状態は道路が滑りやすい雨の日などの運転には要注意ですので、中古車を購入する際はタイヤも新品に交換しておいた方が安心です。

6.車検の有無

中古車は、購入時に次の車検までの有効期間が残っているか・既に残っていないかどうかの「車検の有無」についても大きなポイントとなります。
既に車検が残っていない中古車の場合は、公道を走ることができませんので車検を通してからの納車となり、車検費用が価格に上乗せされています。

車検が残っている場合は購入して名義変更をすればすぐに乗れる状態となりますが、なかには期限が迫っているケースもありますので購入時は車検の残りの長さを確認してください。

車検はガソリンスタンド、整備工場、車検専門店、ディーラーのいずれかに依頼することとなりそれぞれ費用も変わってきますが、およそ5〜10万円程度かかりますので、あらかじめ予算に組み込んでおきましょう。

中古車はこうした車検の有無、購入時の車検の有効期間によっても価格が異なり、なかには手続きを自分でしなければならない代わりに安い価格で販売されているものがありますが、準備にかかる手間と時間を考えると初心者の方は「車検あり」の中古車を選ぶことをオススメします。

7.定期点検整備記録簿の有無

「定期点検整備記録簿」とは、12ヶ月点検・24ヶ月点検といった自動車の過去の点検・整備などの履歴が細かく記録されたものであり、車の状態を把握するために用いられます。
定期点検整備記録簿があれば、これまでにどの部品が交換されたのかといったような整備がきちんと行われてきたかどうかを確認することができ、事故や故障の履歴についても把握できるので購入時も安心です。

一方、定期点検整備記録簿がない場合はこれまでの修復・点検の履歴も分からず不透明な状態となりますので、万が一のリスクを抑えるためにも記録簿がある中古車を選ぶことをオススメします。

8.修復歴などについて

中古車を探していると「修復歴あり」と表記された車が販売されているケースがあります。

こうした中古車は相場よりも価格がかなり安くなっていることが多くお得に感じられますが、過去に骨格部分の損傷などの履歴がある場合は後々不具合・故障を引き起こす原因となる可能性もあるため、事前にきちんと確認しなるべく購入は避けた方が無難です。

また、水に浸かってしまった水没車、潮風にさらされた塩害車、積雪のダメージがある雪害車なども購入を避けるようにしましょう。

 

◇チェックポイントをおさえて信頼できる中古車業者で購入を!

チェックポイントをおさえて信頼できる中古車業者で購入を!
中古車選びの基本的なポイントについてご紹介しました。
中古車を選ぶ際は、まず安さや見た目だけで車の購入を判断しないということが重要なポイントとなります。

中古車販売店などではお得な価格の車も用意されていますが、値段の安さには何か理由がある場合がほとんどですので、今回ご紹介した走行距離や年式をはじめ、車検の有無や修復歴などといったチェック項目は必ず確認するようにしましょう。

また、一つの中古車販売店だけで決めずに複数の店舗を比べ、保証内容やアフターサービスについても比較するとよりお得になる可能性がありますので、事前によく調べて信頼できる業者を探すことが中古車選びの成功への第一歩です。