「認定中古車」とは? 一般中古車との違いや購入する際のポイント

schedule2022年8月15日

中古車を購入する際に、「認定中古車」という言葉を聞いたことがありませんか?
認定中古車は正規ディーラーと中古車情報サイトでもそれぞれ特徴が異なりますが、簡単にいうと、認定中古車は厳しい基準をクリアしている優良車です。

今回は、認定中古車の特徴やメリット・デメリット、購入する際の注意点を紹介しているので、購入を考えている方は参考にしてください。

 

◇中古車購入時によく聞く「認定中古車」とは? 一般的な中古車との違い

中古車購入時によく聞く「認定中古車」とは? 一般的な中古車との違い

認定中古車とは、一般的な中古車と比べて車両・性能面において優良な車のことです。
販売店だけが認定中古車の状態をチェックしているだけでなく、第三者機関も厳しい検査やテストを行い車の状態を確認しています。
本記事で紹介する第三者機関とは、日本自動車鑑定協会(JAAA)や一般財団法人自動車査定協会(JAAI)を指し、それぞれが査定鑑定の窓口になります。

認定中古車は年式が比較的新しく、多くの中古車が保証されています。
また、厳しい条件の検査や点検を受けたあとに販売されるため、車の品質が高く、入念に整備されているので安心できるでしょう。
車の内装や外装は車に詳しくない人であってもある程度の確認はできます。
しかし、エンジンや車の細部になると判断するのは難しいですよね。
第三者機関から優良な車として認められているだけでなく、保証もついているため車にトラブルがあったとしても販売店が対応してくれるでしょう。

また、認定中古車と一般的な中古車の違いを把握できていない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
両者の違いとしては、車両の品質や走行性能、年式、今までに車を走らせた距離数です。
一般的な中古車であっても、必要な検査を受けており品質が高い車も存在します。
しかし、認定中古車と比べると走行性能や車の状態は劣ってしまうでしょう。
丁寧に乗られてきた中古車であれば、新車と変わらないような性能を誇るものもありますが、メンテナンスなどをしっかり受けていない中古車は状態が悪化している可能性もあります。

 

◇正規ディーラーが取り扱う認定中古車の特徴

正規ディーラーが取り扱う認定中古車は、第三者機関の検査だけでなく、ディーラー独自のテストをクリアした車です。
事前に販売店の方で整備や点検を行った上で、第三者機関が検査をしているため、より優良な認定中古車ということがわかります。検査時に問題点があった消耗部品はすべて交換します。
内装や外装についても綺麗に仕上げることが一般的なため、車によっては新車とあまり変わらない仕上がりになっているでしょう。

また、ディーラーは数多くのメーカー車を所有しておらず、自社の車や関係のあるメーカー車を取り扱っています。
自社メーカーの整備に詳しい整備士がいるので、修理やトラブルがあっても迅速に対応できるでしょう。

 

◇中古車情報サイトが取り扱う認定中古車の特徴

さまざまな中古車の情報を集めているサイトでも認定中古車を探せますが、すべてのお店が認定中古車を取り扱っているわけではありません。
多くの中古車販売店を紹介しているサイトの中で、自分の条件に合った認定中古車を探すのは大変ですよね。
どこで認定中古車を取り扱っているのか把握するためにも、事前に中古車販売サイトから認定中古車を限定して検索しておきましょう。
あらかじめ検索条件を絞ることで、より早く確実に認定中古車を見つけられます。

認定中古車として認められる基準が厳しいため件数も多くない可能性がありますが、気になる車両があれば、実際に足を運んで実物を確認してもいいでしょう。
中古車販売店の中には、独自で設定した基準をクリアした車を優良車としてアピールしている業者もいます。
客観的に見た基準でクリアしている中古車を探しているのであれば、先ほど紹介した第三者機関が発刊する「鑑定書」のついた中古車を探しましょう。

 

◇認定中古車を購入するメリット

認定中古車を購入するメリットとして信頼性の高さが挙げられます。
繰り返しになりますが、認定中古車は厳しい検査やテスト行った上で、条件を満たした車を優良車としています。
消耗品の交換や厳しいチェックを受けているので信頼性が高いといえるでしょう。

また外装や内装は見て判断できますが、エンジンなどの車の性能部分については専門的な知識が必要です。
第三者機関によって性能を検査され認定中古車として証明された上で販売しているので、安心できるのもメリットの一つです。

 

◇認定中古車を購入するデメリット

認定中古車を購入するデメリットは、厳しい水準に基づくメンテナンスを受けているため価格が高くなりがちです。
ブレーキパッドやエンジンオイル、バッテリーなどの消耗品の交換をはじめ、電力系統、ブレーキ系統など隅々にわたって高い水準で整備されています。
そのため、安心して購入できる車ということもあり料金が高めに設定される傾向があります。

また、認定中古車だからといって必ずしも安全とは限りません。
認定中古車も中古車の一種なので、比較的早い段階で不具合が発生し、修理費用がかかってしまうケースも少なくありません。
認定中古車は、一般の中古車よりも安心で安全と思わないようにしましょう。

 

◇認定中古車を購入する際、気をつけるべきポイント3選

中古車の中でも人気がある認定中古車ですが、購入する際は何に注意すべきなのでしょうか。
認定中古車を購入する際、注意すべきポイントを3つご紹介します。

1.買取時に加点にならない
「他の中古車よりも認定中古車は品質が良いから買取が高い」と思われがちですが、認定中古車だからといって高く売れるわけではありません。
車の買取業者が査定額を算出するポイントは、「走行性能」「内装や外装」などの状態です。
認定中古車として購入しても、その後の使用年数や走行距離、メンテナンスの程度により買取価格は大きく変化します。

製造から10年経過している中古車は、日本自動車検査協会が発刊している「イエローブック」※に記載されず、一律で新車価格の1割が買取価格の目安になります。
※イエローブックとは、中古車の取引時に目安となる価格情報がまとめられている冊子

2.認定中古車はそれぞれの車によって質が異なる
一見、優良そうな認定中古車であっても、それぞれ車両の状況によって品質や保証内容にバラつきがあります。
前オーナーによって車の乗り方やメンテナンスの程度が異なるからです。
ディーラーおよび中古車販売店の両方で認定中古車を取り扱っていますが、ディーラーの方が品質や保証内容がしっかりしています。
何故なら、中古車販売の方が整備や保障にコストがかかりやすく、多くの販売店はディーラーが行うような整備や点検を自社で行っていないためです。

また、認定中古車だからといって、必ずしも故障せずに長期間乗り続けられるとは限りません。
保証期間が過ぎたあとに、不具合や故障が起これば多くの修理費用が必要になるでしょう。

3.他の中古車より選択肢が狭い
品質面を考えると年式が新しく走行距離が少ない車に絞られるため、好みの車を探し当てるのが難しくなるでしょう。
加えて人気車両のため中古車市場で出回っている数が多くありません。
それでも自分好みの認定中古車を見つけたい場合、ディーラーだけにこだわらず、販売店の認定中古車を探してみましょう。
中古車販売店によって認定中古車の基準は異なりますが、ディーラーと比べれば基準は低くなるので、自分に条件に合った車を見つけやすいでしょう。

 

◇車の状態を細かくチェックして購入を!

車の状態を細かくチェックして購入を!

認定中古車について、特徴やメリット・デメリットをご紹介しました。
認定中古車は品質が高く保証がついていて安全性が高いですが、必ずしも長期間利用できるとは限りません。認定中古車であってもそれぞれ車両の状態が異なります。購入する前に内装や外装、エンジンなど細かくチェックしましょう。