中古車を遠方の販売店から購入する際のポイントや注意点

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schedule2022年8月15日
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中古車を購入するなら自分の希望条件に合わせ、できるだけ費用を抑えて購入したいですよね。
今では近隣の中古車販売店に限らず全国の販売店から車を購入できますが、よく調べずに県外の販売店から車を購入すると、輸送費が必要だったり、取り寄せできなかったりするケースも少なくありません。

そこで今回は、中古車を遠方の販売店から購入する際のポイントやメリット・デメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

◇ネットで気になる中古車を見つけた! 納車までの流れ

ネットで気になる中古車を見つけた! 納車までの流れ

ネットで気になる車を見つけたら、まずは販売店へ問い合わせてみましょう。
遠方であっても中古車の購入は可能ですが、販売店によっては取り寄せできないお店もあるため注意が必要です。
販売店へ問い合わせてから納車するまでの流れは下記のようになります。

1.販売店に問い合わせ
2.見積もりを依頼し保証内容の確認
3.書類を用意して車の契約手続きへ進む
4.支払いをして納車完了

ネット上の写真を見て購入の判断をするのではなく、できる限り実物の車両を自分の目で確認してください。
販売店へ車を確認しに行けない場合は、次に挙げる注意点を参考にしましょう。

 

◇遠方から中古車を取り寄せする場合の注意点

遠方の中古車を取り寄せする場合、「車の状態」「輸送費などの追加費用」「補償やキャンセル」を事前に確認しておきましょう。

1.可能な限り車の状態をチェックする
ネットで中古車を購入する場合、可能な限り車の状態をチェックしましょう。
気になる車を探すためならネットでも問題ありませんが、ネットの写真だけを見て購入を判断するのはオススメしません。
写真にはなかった傷や凹みが車を購入したあとに発覚すれば、トラブルにつながる可能性があるからです。
販売店が遠く実物を見られない方は、担当者に連絡し追加の写真や動画を送ってもらいましょう。
写真や動画の他にも担当者に電話をして車の状態を確認する方法もあります。
ネット上の写真だけで判断せずに、自分の目で見て車両を確認しましょう。

2.車の輸送費(陸送費)などの追加費用をチェック
中古車の購入を契約する前に、輸送費や陸送費などの追加費用を確認しておきましょう。
県外の販売店から中古車を購入し取り寄せる場合、輸送費や陸送費が発生し、購入者がその追加費用を負担します。
近隣であれば2万円ほど、遠方になれば10万円以上必要な場合もあるため、注意が必要です。

3.保証の対応やキャンセルの可否をチェック
一般的に中古車のメンテナンスは購入した販売店で受けます。
購入した店舗でのみ受けられるサービスであれば、車に故障やトラブルがあるたびに持ち込まなければなりません。
購入した販売店が簡単に行ける距離でなければ活用しにくいでしょう。
販売店によっては購入したお店以外で保証を受けられる可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

また、購入の契約を交わす前にキャンセルの確認も必要です。
販売店の中には、中古車のキャンセルができなかったり、キャンセル料が高額になったりするお店もあります。
契約書を確認し「いつまでにキャンセル連絡をするのか」「どういう方法でキャンセルが可能か」「キャンセルにかかるお金」をチェックしましょう。

 

◇遠方の販売店から中古車を購入する際のメリット

ここまで遠方の販売店から中古車を取り寄せる際の流れや注意点を把握できました。
次は中古車を取り寄せるメリットとデメリットをご紹介します。

1.自分好みの中古車に出会える
遠方の中古車を取り寄せるメリットの一つは、自分の希望条件に合った車を見つけやすいことです。取り寄せる場合は、全国から好みの車を探せるため、希望に沿った1台が見つけやすくなります。

また、全国展開している大手販売店やチェーン店であれば、独自の流通ルートを確保しているので全国からお取り寄せが可能です。
ディーラーの場合には、同系列のディーラーから取り寄せしてくれるでしょう。
自宅に近い中古車取扱店だと、好みの車の在庫がなかったり、種類や数に限りがあったりと自分の希望する車が見つかる可能性も低くなります。
検索範囲を全国に広げれば、自分の好みに合った車を見つけられるのでメリットの一つといえるでしょう。

2.限定車や市場で出回っていない車を見つけられる
遠方の中古車を取り寄せるメリットの2つ目は、普段はお目にかかれないような珍しい車を見つけられることです。
製造中止になっている車種は中古車で買い求める必要があり、レアな車は近隣の販売店で取り扱っていないケースも少なくありません。
マイナーの車種であれば中古車市場に出回っていることが少なく、取り扱っているお店も少なくなります。

他にも発売したときに台数が少なかった車は、後になってレア車として価値が高まるケースもあります。
特に20年以上経った中古車でも、走行距離が少ない状態や内装・外装が良好であればさらに希少価値が高まります。
希少価値の高い車の購入を検討しているのであれば、検索範囲を近隣から遠方まで広げることで、希少価値の高い車が見つけられる可能性は高まるでしょう。

 

◇遠方の販売店から中古車を購入する際のデメリット

遠方の販売店から中古車を購入するメリットとして「自分に合った車を見つけられる」と「希少価値の高い車を見つけられる」がありました。
一方で、次は車を取り寄せる際のデメリットについてご紹介します。

1.車の実物が見られない
遠方の中古車を取り寄せるデメリットの1つ目は、実物の中古車を見られないことです。
画像にはなかった傷や凹みが購入後に発覚しトラブルにつながるケースもあるため、できる限り車の状態を事前に確認することをオススメします。
内装や外装であれば担当者に連絡し、写真を送ってもらうなどの対処ができますが、エンジンや車の仕組みについては車に詳しくなければ判断が難しいでしょう。

より専門的な観点から車を判断したい場合、日本自動車鑑定協会(JAAA)が発行する「鑑定書」を依頼してください。
中古車の評価を客観的に判断し書面で保証してくれるため、より安心な車になるでしょう。

2.遠方から取り寄せすると陸送費が発生する
遠方の中古車を取り寄せるデメリットの2つ目は、遠方からの輸送費が発生することです。
前述しましたが、車を購入した販売店から自宅までの距離が遠いほど、車を運送する際の費用は高くなります。
中古車は新車と比べて安く購入できますが、陸送費や輸送費などを踏まえておく必要があります。

なお「陸送サービス」などのWebサイトであれば、陸送費を簡単に把握できます。
中古車の購入契約を結ぶ前に、販売店から自宅までにかかる陸送費をあらかじめ把握しておきましょう。
陸送サービス: https://www.rikuso-net.jp/rikusou_service/fee01/

 

◇遠方の販売店で購入した中古車が、自宅まで陸送できないと言われた場合

販売店の中には、自宅まで車を陸送できないお店もあります。
自宅まで陸送されない場合は、事前に販売店が指定する場所で引き取るか、引き取り場所を指定するなりして事前に対応しておきましょう。

個別で配送屋に頼んだ場合は、地域のターミナルになる保管場所に取りに行くか、こちらが指定する場所に運び込んでもらうことになりますが、通常価格が高くなりがちなため事前に確認してください。

 

◇事前にチェックして後悔のない車選びを!

事前にチェックして後悔のない車選びを!
「中古車を遠方から取り寄せた場合の流れや注意点」や「メリット・デメリット」についてご紹介しました。
中古車の取り寄せ方法をしっかりと抑え、後悔のない車選びができると良いですね。