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schedule2021年7月15日満18歳以上で取得することができる「普通自動車運転免許」。
学生時代の早い時期から自動車教習所へ通う方もいれば、ライフスタイルの変化や仕事の都合などで免許が必要になったという方もいらっしゃることでしょう。
普通自動車運転免許を取得する際は、基本的にはまず教習所選びからスタートしますが、ここで確認しておきたいのがお住まいの地域や職場から近くの教習所に通い取得する「通学免許」又は遠方で2週間くらいの合宿で取得する「合宿免許」を利用するかどうかです。
「通学免許」と「合宿免許」ではどちらもメリットとデメリットがありますので、利用する前にどちらが自分に合っているかよく確認しておくと、免許取得までの道もスムーズです。
目次
◇自分のペースに合わせて学べる! 「通学免許」のメリット
⭐️「通学免許」は、お住まいの地域や職場から近くの自動車教習所に通いながら免許取得を目指す方法です。
自分のペースでしっかりと学べる
学校や仕事と両立しながら空いた時間に自分のペースで通うことができるのが通学免許の最大のメリットといえるでしょう。急な体調不良・用事ができた時も柔軟に対応でき、逆に時間がある時などは予約が空いていればスケジュールに合わせて自由に予定が組めます。
さらに合宿免許に比べて、余裕を持って学科試験の勉強ができるのでしっかりと時間をかけて学びながらステップアップすることが可能です。
普段から走行する道路で練習できる
自宅や職場から近くの教習所に通う場合は、普段から見慣れている道路で路上教習を受けられるため安心して学ぶことができるだけでなく、免許を取得してから通学や通勤など実際の生活圏で走行する練習にもなります。
その際に事故が多い場所や注意すべき場所について確認し、アドバイスを聞いておくと免許取得後も役立ちます。
多くの教習所で送迎サービスが利用できる
通学免許は合宿とは異なり自宅から通うため、宿泊費や食費がかからず教習料金だけで済む点や、多くの教習所で送迎サービスが利用できるので自宅や学校、職場付近まで巡回している場合はうまく活用すれば交通費も抑えることができます。
知り合い同士で情報交換が出来る
合宿と比べて通学免許は教習所に通う期間が長くなるため、知り合いやお友達が出来やすく、情報交換をしながら免許取得を目指すことができる点も通学のメリットです。
◇スケジュール管理とモチベーション維持が鍵! 「通学免許」のデメリット
「通学免許」の自分で自由に予定を組めるメリットが、場合によってはデメリットとなることがあります。
免許取得までに時間がかかってしまうケースも
仕事や学校など、忙しい合間を縫って通学している方はスケジュールをなるべく先延ばしにしないように注意が必要です。
合宿免許は2週間ほどの期間となりますが、通学免許は自分のペースで学べる一方で卒業までにかなり時間がかかってしまうケースもみられるため、スケジュール管理やモチベーション維持が非常に重要になります。
また、前回の技能教習から時間が経っているなど、教習所に通うペースがバラついているとなかなか上達もしづらくなるため、なるべく予定を優先して通学し、無理のない範囲で最短で卒業できるよう心がけましょう。
繁忙期はなかなか予約が取りづらくなることも
特に学生の春休みや夏休みシーズンなど、教習生の人数が多くなる繁忙期はなかなか予約が取りづらくなり、思うように予定が進まなくなる可能性がある点にも注意です。
最初から教習車の予約が取れている合宿免許とは異なり、通学免許は予約をしないと教習が受けられませんので、通学時期をあえて繁忙期からずらすことも視野に入れておきましょう。教習所によっては閑散期の方が料金もお得になることがあります。
◇最短2週間ほどで免許取得が可能! 「合宿免許」のメリット
⭐️「合宿免許」は、2週間ほどの短期間で集中して免許取得を目指す方法です。
免許取得に必要な学科・技能が短期間で学べる
合宿免許の期間はAT(オートマ)で約14日間、MT(ミッション)で約16日間と通学免許に比べて非常に短い期間で集中して学べるのが最大のメリットといえるでしょう。
入校から卒業まで寝泊りしながらあらかじめ決められたスケジュールに沿って行われるため、スムーズに進めば最短で2週間ほどで卒業し、帰宅してから翌日に免許センターで試験に合格してすぐに免許を取得できる可能性もあります。
また、通学免許は技能教習を事前に予約する必要がありますが、合宿免許はそういった手間がかからず無駄なく学ぶことができます。
「とにかく免許を取得するまで集中して取り組みたい!」という方には合宿免許がオススメです。
合宿免許にかかる費用が通学より安く済む場合も
教習所や時期によって異なりますが、合宿免許は通学に比べて教習料金に加え宿泊費や食費がかかるにも拘らず費用が安く済む場合があります。
また、教習所までの距離が遠方であっても規定内で交通費が支給される場合がありますのでお得です。
さらに、多くの合宿免許では期間中に万が一補習や検定不合格になったとしても追加料金はかからない点が通学免許との大きな違いです。滞在日程は延びてしまいますが、宿泊料金も規定内で保証されている場合が多いので事前に確認しておきましょう。
現地でお友達、彼氏彼女ができることも
合宿免許では、期間中は同じ入校日の方々と同様のスケジュールを組んでいくため、日が経つにつれて馴染んでお友達や彼氏彼女ができることがあります。
情報交換をするだけでなく、教習所によっては近隣に観光地やカラオケ・ボーリングといった娯楽施設があるので一緒に楽しいひとときを過ごすのも良い思い出になることでしょう。
なかには、卒業後も当時のメンバーで集まってみんなで食事に行っているという方もいらっしゃいますので是非合宿生活を満喫してみてはいかがでしょうか?
◇短期間の教習がストレスになる方も? 「合宿免許」のデメリット
「合宿免許」では2週間ほどの短期間で免許取得が目指せる分、人によってはストレスを感じやすくなるためデメリットについてもよく確認しておきましょう。
まとまった期間予定を空けなければならない
合宿免許は2週間ほど完全にスケジュールを空ける必要があります。学生であれば春休みや夏休みを利用する方が多くいらっしゃいますが、社会人の場合はまとまった休みを取る必要があるので非常に難しくなります。
また、合宿中は他に予定を入れることができず、基本的には一時帰宅もできませんので最初のうちはホームシックになる方もいらっしゃるようです。
短期間のため勉強が非常に忙しい
合宿は免許センターでの試験合格までを含め最短2週間ほどで免許取得が可能ですが、その分必要な学科と技能教習を短期間で学ぶことになるため期間中は非常に忙しくなります。
卒業検定を間近に控えて落ち着いてくる頃までは多くの方が勉強に追われることになるので、せっかく現地でお友達ができても遊ぶ時間はあまりないと考えておきましょう。
また、万が一補習や検定不合格となった場合は延泊となりますので、忙しさに加えて「短期間で卒業しなければ」というプレッシャーがストレスになってしまう方もいます。
◇通学免許と合宿免許、自分に合ったスタイルを選ぼう
「通学免許」と「合宿免許」のメリットとデメリットについてご紹介しました。
合宿免許は2週間ほどまとまったスケジュールを空ける必要があるため、社会人をはじめ実際は多くの方が仕事や学校と両立しやすい通学免許を選択していいます。
しかし、ちゃんと最後まで通えるか分からない、自己管理に自信がないという方はあえて短期集中型の合宿免許を利用してみるのも得策です。
短い期間で免許取得を見知らぬ土地で目指す合宿も良い思い出になりますし、学生の方は春休みや夏休みを利用してみるのもよいでしょう。
「普通自動車運転免許」の取得は一生に一度の大切な機会です。自分に合ったスタイルを選んで楽しみながら合格への道を目指しましょう。