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schedule2022年8月12日中古車を購入する際、値引きの交渉をすれば対応してくれることがあり、その交渉はこちらに知識があればあるほど有利になります。
実は中古車販売店は、大量の長期在庫は維持費がかかるので早く車を売りたいのです。
ただ、中古車は既に安くなっているため新車と比べると値引き額は少なめで、どれくらいお得になるかどうかはお店次第ですが、交渉はタダなのでやってみる価値はあります。
今回は中古車の値引き交渉の方法や、一般的な値引き相場、お店に悪印象を持たれない自然な交渉術をお伝えします。
◇中古車の値引き交渉はできる!
先述のとおり中古車を購入する際は値引き交渉によって値引きをしてもらうことが可能で、安く中古車を購入できたという方は多くいます。
一方で値引きしてもらえなかった方もいますので、値引きに過度な期待をせずに交渉すると良いでしょう。
一般的に、中古車の値引き相場は車両本体価格の10%ほどといわれていて、例えば100万円以上の中古車の場合、10万円以下を目安とするのがベストです。
もし数万円でも値引きしてもらえれば、タイヤ交換や内装の改造などオプション費用に充てることができます。
ただし、それ以下の価格の中古車は利益率が低いため、値引きは数千円程度にしかならないことも多く、10%という数字は低価格の中古車では例外だと考えておいて下さい。
軽自動車やコンパクトカーは、中古車市場でもあまり利益が出ないため値引き率はよくありませんが、ミニバンやワンボックスカーはそもそもの価格が高いので、中古車市場ではかなり人気があります。
SUVも相場が適正な価格帯で推移していることが多いため、値引きが期待できます。
ちなみに、セダンやステーションワゴンは「高級車」と呼ばれるモデルも多く存在するため、こちらも値引きが期待できる価格帯です。
◇中古車の値引きに成功する条件とは?
値引きが可能かどうかは販売店や車種によって異なり、その難易度は千差万別です。
人気がなく、在庫を抱えている車を狙った方が値引きをしてもらいやすく、逆に輸入車などは人気があり値引きが難しい傾向にあります。
人気のない車をピンポイントで見つけるにはまず「他の販売店やサイトでよく見かける」などを目安に探してみてください。
◇中古車の値引き交渉のコツ
1.「即決で購入する」という態度を示す
まず値引き交渉で大切なのは本気度を伝えることです。
「価格次第では即決する」という話をすれば相手のモチベーションが上がり、早い段階で値引きに応じてくれる可能性が高まります。
こちらが消極的な場合には値引きやサービスを提案してくれないので、ここで買う気があることをしっかりとアピールしましょう。
2.他店の中古車販売価格を提出し比較する
王道ですが、事前に他の販売店の価格を調べて見積もりをとることです。
値引き交渉するにあたって、購入したい車の相場を知っておき、他の販売店が安く販売している場合は、それを交渉の材料にします。
ネットの一括査定のサイトも便利で、市場価値や人気度、相場を簡単に知ることができます。
3.予算は低めに伝える
中古車の値引き交渉では、自身が出せる予算を低めに言っておくことをオススメします。
ただし、あまりにも店舗側の提示額とずれると他の車を買うように勧められてしまうこともあり、交渉の対象にならないので注意が必要です。
購入したい車の相場を事前に調べておくと常識的な交渉ができ、値引きしてもらえる確率が上がります。
4.常識的な交渉をする
値引き交渉の余地があると言っても、現実には値引きできる幅は限られていますので、信頼関係を壊すような交渉をしてしまうと、今後のお付き合いが難しくなるので注意して下さい。
5.オプションの値引き交渉をする
車本体の値引きがこれ以上できないと判断したら、オプションの値引き交渉に移りましょう。
もちろん、オプションの値引きから入るのではなく、まずは車本体の値引き交渉に挑み、車両本体の交渉がこれ以上無理そうだと思った段階にして下さい。
通常、中古車販売店は修理工場と連携していることが多いので、低価格で対応してくれることがあります。
ただ、あまり高価なものは要求せず、基本的には販売店側の負担が少なくなるようなサービスを交渉するようにしましょう。
販売店側としては車本体よりもオプションの方が値引きをしやすいため、傷がある場合その修理を無料にしてもらう、タイヤ、バッテリー、フィルターなどの交換を無料にしてもらう、消耗品を支給してもらう、などの交渉もぜひ試してみてください。
6.ローンで支払う
中古車の購入方法として有利なのは、実は「ローンで支払うこと」です。
現金一括払いだと値引きしてもらいやすいと考えられがちですが、販売店としては提携するローン会社からマージンが入るというメリットがあります。
そのため「現金で用意できます」などと交渉しても有利にはなりません。
◇中古車の値引き交渉のために知っておくべきこと
中古車の値引き交渉をするにあたって、交渉前に知っておくべきことは2つあります。
・不要な経費を削減できるか確認する
まず経費を節約して、できるだけ価格を下げることです。
見積もりの総額には、車両本体価格だけでなく、さまざまな経費が含まれているため、これらの項目をチェックし、無駄がないかどうかを確認して自身で処理できるものがあれば、自身で行います。
具体的には、名義変更などの手続き費用、中古車譲渡の登録費用、洗車室内清掃費用、アフターサービスにかかる費用などです。
ここで洗車や室内清掃を自身で行えば納車整備を省略することができますよね。
自身で行うものは、見積もりの当日に削除してもらいましょう。
この中でも特にオススメなのは、自分で車庫証明を取りに行くことです。
車庫証明の取得は、見積もり時に1~3万円ほど上乗せされるケースが多いですが、自身で取りに行けば数万円の節約になります。
・月末や年度末、決算期などのタイミングを狙う
中古車の値引き交渉するタイミングとしては、「月末」がオススメです。
というのも、販売店側は毎月の販売目標を達成するために1台でも多く成約させたいため、購入意欲が伝われば値引きに応じてくれる可能性は高く、特に競合店に顧客を奪われることは避けたいと思っています。
また、値引き交渉は時期によっても成功率が異なります。
例えば、4月と5月、大型連休後は中古車の需要が減って売れにくい時期、12月は年末商戦などで販売台数を増やしたい時期のため、交渉が成功しやすいです。
年度末、決算期である3月と9月は決算セールで販売台数が増えるのでここもチェックです。
このような業界ならではの事情があるため、今すぐ中古車が必要でない場合は、これらの時期に値引き交渉をしてみるのも良いでしょう。
特に年末は販売店が台数の目標を高く設定する傾向にあるため、値引き交渉にとても有利な時期ですし、新年度の初売りでは特典などのオプションが充実していることが多いです。
◇値引き交渉を成功させてお得に中古車を手に入れよう!
以上のことを踏まえ、値引き交渉を行う際の参考にしてみて下さい。
近年はコロナ禍で公共交通機関を避けたい方が増えたり、カーシェアリングも敬遠されたりしていて、自家用車を持とうとする方が増えています。
車は高価な買い物になるため、常識の範囲内であれば値引きの交渉をすることは全く問題ありません。
ぜひ希望価格に値引きしてもらって浮いたお金を他で使えるよう、上手な買い物をして下さいね!