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1.輸入EV人気ナンバーワンは『テスラ』!
今、世界中の自動車メーカーが急速に「EVシフト」を行っています。EVシフトとは自社が製造・販売するガソリン車やディーゼル車を環境に優しいとされる電気自動車を中心にするということです。
日本の自動車メーカーからは日産 「リーフ」や「ホンダ e」などのコンパクトカー、マツダ 「MX-30」やレクサス「 UX 300e」などの小型SUVが発売されていますが、輸入車も様々なEVが入ってきています。
その中で、最も有名で人気がある海外製EVとして挙げられるのが『テスラ』でしょう。
テスラは2003年にアメリカ・カリフォルニア州で設立されたEVメーカーで、現在は実業家イーロン・マスクがトップを務めています。
2022年1月現在セダンのモデルSとモデル3、SUVのモデルXとモデルYを展開しており、それ以外にもピックアップトラックのサイバートラックや、スーパーカーのロードスターなど、ラインナップの更なる拡大を予定しています。
100年の歴史を変える自動車界の革命児と言われる『テスラ』ですが、ここまで人気になったのには、以下のような理由があります。
・「ディーラーを設けない販売形態」もユニークです。 テスラを買うには公式ウェブサイト経由で予約・注文を行い、車両本体は最寄りの直営店や充電ステーションなどで受け取ることができるほか、ホームデリバリーにも対応しています。 ・「スーパーチャージャー」と呼ばれる専用の急速充電器を利用して、航続距離は500キロ前後。
・テスラ自体は高額な部類に入りますが、実は維持費が非常に安いことはあまり知られていません。
もちろん、日本にはテスラ以外にも魅力的な輸入EVが多数存在します。そのうちの厳選の5台をご紹介してみましょう。
2.魅力的な輸入EV厳選5台!
(1).アウディ e-tron GT
『e-tron GT』は、ドイツの自動車メーカー「アウディ」が2020年に発表した電気自動車です。アウディは2018年に自社のEVサブブランド「e-tron」を立ち上げ、それ以来さまざまなモデルをリリースしています。
第一弾は2018年に発表されたSUVの「e-tron」。それに続く形で、コンパクトSUVの「Q2L e-tron」、e-tronのクーペSUV「e-tron Sportback」が続々とリリースされ、初の4ドアクーペとして『e-tron GT』も2020年に投入されました。
通常モデルは前後の車軸に合計出力390 kWのモーターを配置、時速100キロまで4.1秒で加速、最上級モデルの「RS e-tron GT」は出力475 kWで時速100キロまで3.3秒で加速することからも、この車の驚異的な性能がわかると思います。バッテリーも容量93.4 kWhのものを搭載しており、一回の充電で534キロ走行できる性能を有しています。
(2).ポルシェ タイカン
アウディのe-tron GTと同じプラットフォームを共有するのが、同じくドイツの自動車メーカー「ポルシェ」が2019年に発表した『タイカン』です。トルコ語で「生き生きとした若い馬」から名付けられたこの車は、元々は2015年に発表されたコンセプトカー「ミッション-E」として知られていました。それから4年経過し、ようやく市販化されたモデルになります。
e-tron GTとプラットフォームを共有しているタイカンですが、車としては全く別物です。まず、『タイカン』の大きな特徴が、そのバリエーションの豊富さで、通常のスポーツセダンに加え、「Cross Tursimo」というシューティングブレーク(クーペとステーションワゴンを融合させたスタイル)のモデルも用意しています。
そしてその中で、四輪駆動モデルや、「GTS」、「Turbo」、そして最上級グレードの「Turbo S」などが設定されています。
ベースのタイカンは出力300 kW、時速100キロまで5.4秒で加速する性能を誇りますが、最上級グレードのタイカン Turbo Sは出力560 kW、時速100キロまで2.8秒で加速しますから、その大きな違いが数字からでもわかると思います。
(3).BMW iX
2021年にBMWが投入した新しい電気自動車が『iX』です。BMWは2011年から電動サブブランド「BMW i」を展開しており、これまでもスーパーカーの「i8」や、コンパクトカーの「i3」をリリースしていました。ここ数年では4シリーズ グランクーペをEVにした「i4」や、SUVのX3をEVにした「iX3」などのモデルを投入していましたが、今回の『iX』は最初からEV専用車として設計されたBMW i初のSUVになります。
『iX』では容量76.6 kWhのバッテリーを搭載するxDrive40と、容量111.5 kWhのを搭載するxDrive50の主要2モデルを用意。前者は航続距離が450キロなのに対し、後者は650キロと、ライバルを圧倒させる性能を有しています。加速性能においては、xDrive40が時速100キロまで6.1秒、xDrive50が4.6秒で加速するという、ミドルサイズSUVらしからぬ運動性能も驚くべきポイントの1つです。
また、スポーツモデルでは、BMWのパフォーマンス部門「BMW M」が手がけた「iX M60」が存在します。こちらは一回の充電で566キロ走行可能と、通常モデルよりも少々短いですが、出力455 kW、時速100キロまでの加速が3.8秒と更に上を行くモデルになっています。
(4).BMW i4
先述のBMW iから現在投入されている唯一のセダンモデルが『BMW i4』です。BMW iXの部分でも少し触れましたが、i4は既存の4シリーズ グランクーペの車体をベースとしており、そこにEVのユニットを移植したBMW初の完全電動グランクーペになります。ちなみに、グランクーペとはクーペ風スタイリングを持つセダンのことを指します。
現在は通常モデルの「i4 eDrive40」と、スポーツモデルの「i4 M50」の2種類が用意されています。前者は一回の充電で590キロ走行可能、時速100キロまで5.7秒で加速するのに対し、後者は510キロ走行可能、加速性能は同条件にて3.9秒という違いがあります。また、急速充電も特徴的で、わずか10分の充電で140キロ以上の走行を可能としていますので、出先でも電池切れの心配はありません。
(5).プジョー e-208
フランスの自動車メーカー、プジョーが2019年に投入したコンパクトEVが『e-208』です。同時に発表されたコンパクトカー「208」をベースに、容量50 kWhのバッテリー、100 kWのモーターを搭載し、電気自動車に仕立てたモデルとなります。
コンパクトなボディながらも、一回の充電で380キロ走行できるのが特徴的で、ドイツ車にはないオシャレさも相まって人気の一台となっています。