車のサブスクとは? そのメリット・特徴を解説!

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schedule2022年3月14日
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◇ 『車のサブスク』って何?

サブスクという言葉を最近、耳にすることが増えました。音楽や雑誌、洋服や靴、そして車や住まいに至るまで、今は様々なモノやサービスをサブスクで利用することができます。

サブスクとは、サブスクリプション(subscription)を語源とする言葉で、本来は雑誌や新聞を月ぎめなどの定期購読で購入することを意味します。

現代の「サブスク」は対象となる商品やサービスを一定期間、毎月一定額で利用できる仕組となっているのが特徴で、例えば、「住まい」のサブスクでは登録してある全国各地の空き家や空き部屋を自由に移り住めるサービスとなっています。

一般的にローンを組んで新車を買う場合、頭金や新車購入時に必要な諸費用を用意しますが、「車のサブスク」は「残価設定型個人リース」などと同様に、最初にまとまったお金が必要となることはありません。

毎月のローン代金はもちろん、自動車保険料や毎年4月~5月に納付通知書が届く自動車税、定期点検や車検時の整備費用、車検の時に一緒におさめる自賠責保険や重量税などの諸費用なども月額料金の中に含まれる(サブスク会社によって異なります)ので、自動車税や車検の費用捻出に頭を悩ませる必要もないのです。

 

◇ 月額料金に含まれる費用は?

↑トヨタ自動車が展開するKINTOでは車の維持に必要なものがすべて含まれている

 

「車のサブスク」の大きなメリット(特徴)は、

・新車を月額制で乗ることができる!

・月額料金には車の使用料の他、自動車税などの税金や自賠責保険、自動車保険、車検費用、点検費用などが含まれていて、税金支払い・整備関係の心配や煩雑な手間が不要!

 

具体的には、一般的に車のサブスクにおいては、月額料金には以下の費用が含まれています。

月額料金に含まれる主な費用!
(1).車両代→車両本体価格やパッケージプランの装備品代金

(2).自動車に関する保険→車検時に納める自賠責保険と自動車保険(対人・対物・車両などの任意保険)

(3).点検・整備費用→法定点検・定期点検、故障修理、ロードサービス、整備や車検時の代車費用、油脂類の交換及び補充、所定の消耗品の交換(メンテナンスノート記載の交換時期や走行距離に応じて補充交換)

(4).自動車に関する税金→毎年の自動車税と車検時に収める自動車重量税

(5).車検費用

なお、契約期間は、サブスクを運営する会社によって異なりますが、トヨタ自動車が展開するKINTO(トヨタ車/レクサス車/モリゾウセレクション)の場合3年/5年/7年の3プランから選ぶことができます。(レクサスとモリゾウセレクションは3年のみ)

なお、契約期間の途中で解約する場合は中途解約金や違約金を請求されることがあります。ただし、契約者本人が死亡、免許返納、海外転勤等で車の使用ができなくなった場合は、所定の手続きを実施して車を返却すれば中途解約金なしで解約が可能です。

 

◇ 中古車のサブスクもある!月額1万円台から乗れる新車も!

現在、車買取大手のガリバーが展開する「ノレル」というサブスクでは、3つのプランが用意されています。其々の具体的な特徴をご紹介します。

(1).マンスリープラン(レンタカープラン)

月額32,780円〜

こちらはレンタカープランになりますが、最短1か月から気軽に乗ることができます。毎月自由に乗り換えも可能。車種によって金額は異なりますが色々な車に乗ってみたい方にもおすすめです。

また、車両運搬代として1回あたり11,000円〜88,000円が掛かります。

 

(2).中古車プラン

月額16,280円〜

最短90日ごとに乗り換えが可能な中古車のサブスクです。車種によって異なる乗り換え期間は、90日、1年、2年の3パターンがあり期間が長いほど月額料金が安くなります。

なお、こちらのプランではメンテナンスや消耗品費用は含まれません。

 

(3).新車プラン

月額17,270円〜

頭金はゼロで、新車を長期で乗り続ける場合の月額費用を安く抑えることができ、契約期間を1年〜9年で選べるプランです。

月額リース料金には、新車時の環境性能割・自賠責保険料・重量税と毎年の自動車税(軽自動車税)が含まれます。(リース期間中の車検時に発生する重量税、自賠責保険料は含まれません)

なお、個人リースと同じ扱いになるため、リース終了時には残存価格と実際の査定価格との差額を清算し、実際の査定価格が設定残存価格を下回った場合は、お客様は差額を負担する必要があります。

 

◇ 車のサブスクの素朴な疑問??

車のサブスクにも運営する会社によって、月額料金に含まれる費用は様々です。また、契約の際には、ローンで買う時と同様に審査もあります。当然ですが、新車や中古車を普通に買う時と同様、暴排条例によって反社会的組織に属している人の契約はできません。

では、サブスクに関する素朴な疑問にお答えしておきましょう!

 

★車検証上の所有者名義やナンバーはどうなる?

原則として契約車両について、車検証上の使用者はユーザー自身となり、所有者がサブスク会社となります。ナンバープレートのひらがなが、レンタカーやカーシェアのように「わ」ナンバーになることはありません。

 

★走行距離制限はあるの?

運営会社によって多少異なりますが、殆どのサブスクでは、1か月または1年間の走行距離に制限を設けています。
KINTO(トヨタ・レクサス)の場合、3年プランにおいては54,000km、5年プラン(再契約1回目含む)は90,000km、7年プラン(再契約2回目含む)は126,000kmです。

契約終了時にこの距離を超過していた場合は、トヨタ車では1kmあたり11円(税込)、レクサス車は1kmあたり22円(税込)を追加で支払うことになります。

 

★事故で保険を使った場合はどうなる?

自動車保険が含まれるサブスクの場合、事故で保険を使っても翌年からの等級に変化はありません。実はこちらもサブスクの隠れた魅力で、保険料が高い若者世代にはありがたいシステムと言えるでしょう。

 

「車のサブスク」は、各社が扱う車種も新車か中古車か?走行距離の制限や補償内容など色々な条件があります。ご自身が車を使うシーンや走行距離などを考えて選ぶと良いでしょう!